2005年11月20日

ミュンヘンには本格的な冬が到来しました。それでも私は、週末には必ずジョギングに行かずにはおられません。特に会社で精神的なストレスが多いときには、週末の運動が欠かせません。身体を疲れさせることによって、会社での問題についてくよくよ考えないようになるからです。

ミュンヘンでは昼間も零度近い気温で、寒気のために顔が痛いくらいですが、着ぶくれダルマのような防寒装備で15分も走ると、背中からぽかぽかと熱が全身に広まって、寒さを感じなくなります。1時間走れば、真冬でも滝のような汗です。その後、家で腹筋、背筋と腕立て伏せを40回ずつすれば、気分は爽快。ミュンヘンの四季の変化を愛でられるのも、週末ジョギングの楽しみの一つです。

私は雪や氷が道にある日でも、ジョギングシューズに滑り止めのスパイクを付けて、走るようにしています。冬の長いドイツでは、この種の安全装備は色々と売られています。

ニュンフェンブルク城の庭園に立つ彫像にも、木の覆いがかけられました。雪や氷の重みで、彫像の腕や首が折れてしまうのを防ぐためです。この覆いで彫像たちが冬ごもりをすると、ミュンヘンに真冬が来た証拠です。


私のアパートの近くの広場には、昨日はやくもクリスマスの市の小屋が建てられました。クリスマスの市を見かけたのは、ついこの間だと思っていたのに・・・・。来週からは、クリスマスツリーのもみの木に、電灯が点けられるでしょう。このスピードではすぐにお正月が来て、また春と夏になるような気がします。